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【怖い話実話】友人H宅に行ったときの出来事 [怖い話]

私の友人:(仮名)ひとみ宅での話。



私の家から20分くらいの所にひとみ宅がある。
毎週のように行き来するほど仲良しなんです

ある出来事があるまでは・・・




ある日、ひとみ宅に遊びに行った時のこと

いつも通りに居間で話をしていると、

私の頭上からポタりと水がたれてきたんです。

天井を見渡しても水気はなく、

ヒビがあるわけでもなく・・

え・・・?

と思いながらも、話を続けていました。



会話の内容と言えば、いつも「男性」の話です。


私は独身で遠距離をしている彼氏がいますが、

ひとみは既婚で旦那さん、子供(男:高校生、大学生2人)がいます。

ひとみは出会い系サイトなどで友達を作ったりしていました。

もちろん旦那さんには秘密です・・。



話に夢中になっていたその時、



「ポタ・・。」



テーブル上の私の手元に水滴が一つ。

ひとみと目を合わせながら、

テーブルに乗りまた天井を見渡したんですが、

水滴の痕跡はなく、ひとみが一言私に言ったんです。

「息子の彼女が霊感が強くて、この家は怖いよ」と言ったそうなんです。


そう言wれてみると・・・、

2階はちょっと薄暗い感じで居間とキッチン以外は近寄りがたい空気なんです。

私は霊感がある方ではないと思うんですが、

それでも何か感じるんです・・・。

今までは、目でわかるわけでもなく耳で聞こえる訳でもなかったのですが・・・。



旦那さんが帰宅したので帰ることにしました。




次の週末、

女子会を3人(私ユウ、ひとみ、A子)でやることになり場所はひとみ宅。

今日の女子会は、エステをすることになり、

3人で顔や手、足にパックをしていたんです。

全てが終わってそれぞれに後片付けをしていると、

洗面所にいたA子が・・




A子:「息子いるの?」

ひとみ:「朝から出かけてていないよ」

A子:「ユウ!2階にいるの?」

私ユウ:「居間にいるけど?」



と言う会話のあと、

A子がバタバタバタ!!と走って居間に戻るなり目を大きくしながら言ったんです。




A子:「2階から足音する!!」




私、ひとみ:「風じゃないの?(笑)」と笑って

エステの感想を言い合いながら話に夢中になってA子も落ち着いた様子。

「2階から足音する!!」この事すら忘れかけてきた頃

話に疲れてきたところで少しTVを見ながら休憩をしていたんですが・・

なぜが急に鳥肌がたち・・・、

え・・・?と思ったとたん





パタパタパタ・・






と音がした気がして、耳をすませると・・・。





洗面所の方から子供の足音が!!




見えない何かが明らかに私たちに近づいてくる感じで




パタパタパタ・・




3人:「ぎゃあああああああああ」






3人でかたまって手を握り合いました。

確かに小走りする足音が近づいてきたんです。

私たちの目の前に・・。

私たち以外誰もいる訳がないのに。






それからなぜか私たちの連絡はとだえて、

1ヶ月ほど経った頃

仕事から帰った私は

疲れてソファーでウトウトとしていたんですが・・

頭の中に画像?写真?があらわれては消え、

それが幾度となく繰り返されました。

え・・・?と思い目を覚ますと

その現象はなくなり、

夢かなぁと思ったんですが

夕飯の準備をしながら、

頭の中に出てきた画像を思い出していると、

その風景はひとみ宅の居間から見えるある一部分だと気づいて、

あわててひとみに電話をしたんです。



こんなことがあったよ・・。と電話で伝えると





ひとみ:「私ね、ある有名な霊媒師にみてもらうことにしたんだ・・。」





詳しく話を聞いてみると、

昔からの体調不良、旦那の異常なほどの頭痛、

息子の彼女に言われた一言、私たちが体験した事・・・

全てを考えると何かへんだよ。と・・・。

職場の人が有名な霊媒師を知っているそうで、

予約をして何ヶ月も待ちがあるという。




またしばらくして

ひとみから連絡があり、

久しぶりにランチをすることになって待ち合わせの場所にいってみると

いきなり泣き出して私に駆け寄ってくるひとみ・・。




え?どうしたの??と店に入り詳しく話を聞くことにしました。




霊媒師に予約をしたところ、

自分が写る写真をメールで送って下さいと指示があったようで、

その場で自分を撮りメールしてみると、

すぐに折返しの電話がきたそうで・・




「すぐに来なさい」



何ヶ月も待つと思っていたひとみは、

ただ事ではないんだなと思ったようで、

旦那と二人でその霊媒師のもとへ向かったそうです。




旦那は別の部屋で待機をするように言われ、

ひとみと霊媒師の二人になったときに・・。

旦那はここにいない方がいいだろうと霊媒師からの一言。

2時間ほどがたち、霊媒師から




「ひとみさんの体には、無数の霊がついていました。

1体を残し除霊をしましたが、その1体がどうしても離れたくないと言っている。

子供の霊で悪さはしないが、

ひとみさん自体今までの行動をあらためないと、

また霊をよせつけてしまう。」




そう言われたそうです。

旦那に対して申し訳ない気持ちがあるだろう?と・・・。





旦那も同室に呼ばれ、




「寝る頭の位置を変えなさい。

ちょうど霊の通り道に旦那さんの頭があり、

霊に頭をふまれている状態にある。

土地自体がよくないんだ。」と、



旦那さんは常に頭痛薬を飲んでいたそうです。




家に帰り、霊媒師に言われた通りに

盛り塩や清酒を用意して出来る事をしたそうですが・・。

その霊の通り道となる部分を聞いたとたん、

私は鳥肌がたちました。

ある日見た、私の頭の中の画像がその部分だったんです。






それからひとみは

、出会い系サイトをやめて、

そこで出会った男達の連絡先を全て消して生活をあらためたそうです。






残った1体の子供の霊が、この先悪さをしないといいんですが・・・。







おしまい。

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